MaccyとMausの比較(2026):メニューバーとカーソル付近のクリップボード

比較 執筆: 2026年6月更新 · 読了時間6分

Mausは、ペースト履歴はメニューバーではなくカーソルのある場所に開くべきだという一つの考えから作られた、比較的新しいmacOS向けクリップボードマネージャーです。Maccyは従来のメニューバー型のアプローチをとります。実際の使い勝手を比較します。

結論から。 MausとMaccyは、キーボード優先という思想を共有していますが、UXは根本的に異なります。Mausはカーソルの位置に、Maccyはメニューバーに開きます。Maccyは無料でオープンソース、Mausは試用版付きの有料です。カーソル付近でのペーストが理想のワークフローに感じられるなら、Mausは試す価値があります。ほとんどのユーザー、特にすでにメニューバーアプリで作業している開発者にとっては、Maccyの無料でより高速なアプローチが勝ちます。

Mausが違う点

Maccyを無料で試す無料 • オープンソース • macOS 14以降 • 約8 MB
⌘⇧C クリップボード履歴

Mausは、MaccyやPasteのようなツールへの具体的な不満から作られました。クリップボードのパネルが常に画面の同じ隅にあるため、作業している場所から目(と、ときにはマウス)を離す必要があるのです。

Mausはこれを、フローティングのクリップボードパネルを開くことで解決します。カーソルのある場所そのままにショートカット(⌘⇧Vがデフォルト)を押すと表示されます。作業領域を離れずに履歴を見て、項目を選ぶと、パネルは消えます。クリップボードマネージャーのほうがあなたのところに来る、という発想です。

MaccyとMausの比較

機能MaccyMaus
価格無料有料(試用版あり)
オープンソースあり — MITなし
パネルの位置メニューバー(画面上部)カーソル位置
キーボード優先ありあり
画像とファイルありあり
アプリの除外ありあり
正規表現検索ありなし
ピン留め項目ありあり
iCloud同期任意なし
プレーンテキストでのペーストありあり
RAM使用量14〜22 MB約30〜50 MB

カーソル位置の議論を実際の使い方で

13インチのMacBook Proでは、メニューバーは表示コンテンツ領域の上端から数センチ以内にあります。27インチ以上のディスプレイでは、作業領域からメニューバーまでの距離が無視できないものになります。Mausのカーソル配置の考え方は、大きな画面や、多くのモニターを行き来するときに、最も意味を持ちます。

キーボードのみのユーザー、つまりペースト操作中にマウスに触れない人にとっては、配置はまったく関係ありません。ショートカットで起動し、検索を入力し、Returnを押すだけです。パネルの物理的な位置は無関係です。

コストと透明性の差

Maccyは無料で、ソースコードはGitHubで公開されています。Mausはクローズドソースで、購入が必要です。個人ユーザーにとっては、主にコストの問題です。インストールしたソフトウェアのセキュリティレビューを行うチームや、MDMで管理対象のMacにツールを展開する人にとっては、オープンソースの監査可能性は、好みではなく実務上の必須要件です。

どちらを選ぶべきか

次の場合はMaccyを選びましょう:

  • コストゼロがよい
  • 主に13〜14インチのノートPCで作業し、パネルまでの距離が問題にならない
  • iCloud同期、正規表現検索、オープンソースの透明性が必要
  • HomebrewまたはMDMで展開する

次の場合はMausを選びましょう:

  • 大きな外付けディスプレイで作業していて、メニューバーが遠く感じる
  • カーソル付近のクリップボードパネルのほうが、本当に快適だと感じる
  • iCloud同期は不要で、異なるUXに対価を払ってもよい

よくある質問

Maccyが開く場所を変更できますか?

Maccyは常にメニューバーのドロップダウンとして開きます。位置は固定です。カーソル付近への配置が重要なら、そのUXパターンに対応する代替はCleanClipかMausです。

Mausに無料プランはありますか?

Mausには無料の試用期間があり、その後は購入が必要です。Maccyには試用期間はなく、機能の制限なしで無期限に無料です。

Mausはオープンソースですか?

いいえ。Mausはクローズドソースの有料アプリです。MaccyはMITライセンスのオープンソースで、github.com/p0deje/Maccyにあります。

関連記事